2018年12月25日(午後2時30分)、「コウノトリブックス」の子育てサービスを展開する株式会社DFBの谷口とよ美社長が
兵庫県豊岡市の中貝宗治市長を表敬訪問しました。豊岡市は兵庫県北部に位置する市で、日本で最後の野生コウノトリの
生息地として知られ、保護・繁殖・共生の事業が行われています。
中貝市長は国の特別天然記念物であるコウノトリに懸ける思いは強く、2000年には『鸛(こうのとり)飛ぶ夢』という本を出版し、
2001年に豊岡市長に転身してからは、コウノトリの野生復帰をシンボルにしたまちづくりに取り組んでいらっしゃいます。
「コウノトリが暮らしやすい自然環境を取り戻すことが人間にとっても豊かな自然や文化のある地域作りにつながる」という信念のもと
官民一体となった、「コウノトリ育む農法」(2003年)など独自の政策を推進。住民や行政など地域全体で生息地の湿地の保全や
農法改革の取り組みによって、現在は100羽を超えるコウノトリが野生で暮らしている。また、環境保全が経済を成長させる好循環を生み、
環境に配慮した企業の誘致が実現したり、無農薬や減農薬で育てた米のブランド化で利益を生んでいるという。
当日はタクシーの運転手が「もう春までこんないい天候の日はないでしょう」と言うほどの晴天に恵まれ、
を舞うコウノトリを見学に「コウノトリの郷公園」に立ち寄ったところ、当日はあいにくの休園日。
コウノトリを間近に見ることができませんでした